超小型車は、軽自動車より小さく、原動機付き自転車より大きい1～2人乗りの電気自動車です。もっと詳しくいうと、国土交通省都市局・自動車局のガイドラインでは、『 自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる１人～２人乗り程度の車両。』と定義しています。

　近年、超小型車の導入でもたらされるたくさんの効果に注目が集まるようになり、国は法整備をすすめ、各メーカーからは、さまざまなアイデアを凝らした商品が開発されるようになりました。

　ガソリンを使わず電気で駆動し、しかもコンパクトサイズの超小型車は、エネルギーを節約しCO2削減できることで、現代エコ思考とマッチしたことが大きな理由と言えます。他にも、 都市や地域の新たな交通手段として、たとえば、地方都市や山間部の生活交通、通勤・通学の足としての役に立つことや、また、観光・地域振興や、高齢者や子育てにも力を発揮する効果が期待されています。

　そんな大きな期待の声を背景に、2012年「超小型EV　コムス」がさらに進化して登場しました。トヨタ車体の技術と経験から生まれた新発想のクルマです。“街の空気”、“街の音”、“街の景色”を変え、これからの未来「クリーンな時代」に向け街や暮らしを進化させる、そんな夢を叶える一歩であることは間違いありません。